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翌日、二日酔いもなくスッキリと目が覚めたものの、外は土砂降り。
「もう梅雨時に突入したのか」と一刻も早く梅雨明けを待つフランキンの身に何かしらの念が身体中を駆けめぐった。
ふと手に取ったスマホには、オンラインカジノから”今日より始まる独占キャンペーンに今すぐ参加しよう!“という内容のニュースレターが届いていた。
「週末にネットカジノでプレイすることなんか滅多にない。」「どうせ今回も勝てっこない。」そう思っていたが、外出するほど天気は良好ではない。
昨晩、家族と話した内容が脳裏をよぎり、「一攫千金を狙ってプレイするか!」と自分の心に言い聞かせる。
フランキンは今までジャックポットなどで人生の逆転劇を目指してきたが、今まで彼にとってギャンブルは、娯楽・時間潰しでしかなかった。
そんな湿ったいある日の朝、1万円の入金を済ませた後、トップ画面に出てきたのがメガムーラだった。
「ジャックポットは当たれば大きいけど、外れば大損害。それでも一か八かでMega Moolahでもやってみるか!」
今までとてつもなく苦い経験をしているフランキンが、意を決して1スピンずつ回し始める。
[・・・]
ベット額が高いほど、プログレッシブジャックポットを獲得する可能性が高いと言うのを耳にしたことがある。
とはいえ、プログレッシブジャックポットモードに突入したところで、”MEGA” “MAJOR” MINOR” “MINI”の4段階の中でどれが当たるのかも運次第という大きな壁が立ちはだかる。
なかなか大物は獲れない中、残り千円となった残高を見守るフランキン。
物怖じしない強心臓と、決心したら最後までやり通すという頑固な性格をもつフランキンはその時、500円ベットを2回に分け、全投資を決めた。
1スピン目は、サルスキャッターが2つ出るも1ラインも揃わず千円のみ獲得。
チャンスは残り3回へと増えたものの、「こんな早い段階で猿の絵柄がくるという事は・・・」と不運の予感を嘆くフランキン。
2スピン目は”A”の1ラインで500円の払い出し。
三度目の正直を誓った3スピン目で、遂に奇跡が。
[・・・]
最初と2番目、最後のリールにサルスキャッターが1つずつ出現し、フリースピンへと突入。
ボーナスラウンドの1スピン目でいきなり猿の絵柄が3個も現れ、追加で15回ものフリースピンが累積し、総計29回となった。
普段の状況であれば「さっそくここで自分の運を使い果たした。」そう思ってしまうフランキンだったが、この日は特別何かが違った。
ルーレットのジャックポットホイールが回りだし、サバンナの百獣の王とも知られるライオンの手形をしたメガジャックポットが…
そう。今までオンカジという名のギャンブルの世界で一切恵まれなかった彼の元に勝利の女神が舞い降りた瞬間だった。
第三話へと続く…
カジノフライデーでご提供しているMega Moolahシリーズは:
・Mega moolah
・Absolootly Mad Mega Moolah
・Atlantean Treasures Mega Moolah
・Fortunium Gold Mega Moolah
・Juicy Joker Mega Moolah
・Immortal Romance Mega Moolah
2 thoughts on “フランキン金子の逆転人生・第2話”